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    先週に引き続き、お休みを利用して美術館に行ってきた私。


    ちょっと火がついたのね、きっと(笑)


    もともと好きなものだから、ちょっとまたそこに足を踏み入れると前に進みたくなってしまうのは仕方のないこと。



    で、今回観てきたものは


    細見美術館で開催中の

    SHUNGA

    春画展という、いままでそれだけを展示会としてはフューチャーされることなくきたジャンルのもの。


    いや、すごい人気で、平日にも関わらず待ち時間が、、、



    せっかく来たので頑張って並びました(笑)


    周りはほとんどが50,60代以上の大人の方々ばかり。



    浮世絵はどうしても大人メインになりがちだけど、私としてはそれはそれでいい。


    だってね、背が高い人が少ないから見やすいの(笑)



    ここで、一つ疑問。

    日本人はどうして美術館の中でご丁寧に並ぶのだろう?

    並んで観なさい、なんてルールはないはずだ。


    混んでる美術展ほど、必ず並ぶ。

    で、ちょろちょろしか進まず、ものすごく時間がかかるのだ。


    今回の展示でも学芸員らしい方が


    順番は決まっていませんので、空いているところからご覧下さい~


    と何度も声掛けしているのを耳にした。


    そんな私は当然のように並ばず、まずは人の後ろからのぞき込む。

    そして、興味を持ったものに関しては最前列までいってまじまじと観る。


    そういうスタンスだ。


    全部をじっくり見ていたら、身体がもたない(笑)


    ルーブル美術館など海外の美術館なんて、みんな好きなようにお喋りしているし、並んで観るなんてありえない(まぁ、館内の広さが全く違うけれど)



    この話はさておき、春画ですよ、



    思うところは色々とあったけれど、

    まずは人というのは今も昔も変わらずということ。

    特に性的なことは、何も変わらない。


    そこにあるものは、ただただ性を求める男女の姿や、感情がある性の姿や、性をユーモアに変えてしまう娯楽などなど。


    それって今も昔も変わらないのね。

    性を求める時には大きく分けると二つの場合があるように思う。

    ただただ性を求める、動物としての性。

    その相手をもっと自分のものにしたくて性を求める、人としての性。


    遥か昔の江戸の時代からそれは当然のように存在していたのだと、浮世絵を見ているだけでも感じとれてしまうのは、やはり作品が素晴らしいからなのかもしれない。



    中でも、北斎はやはり凄いなぁと。

    簡単に言うと、凄い人は変態だ(笑)

    有名な蛸が海女を手籠めにしちゃう、アレ。





    知らなかったが、なんとセリフ付きなのだ。



    蛸が見初めた海女をなんとかしてやろうと虎視眈々と狙っていて、ついにものにしたという設定なのだけど、セリフがいやらしくて面白い(笑)
    そんなことを考える北斎は変態としか言いようがないだろう。

    ちなみに、もちろん海女の表情も素晴らしい。



    現代の触手もののエロアニメもここからきているのだろうね。



    そして、男はいつの時代もペニスを誇大化したがる生き物だ。

    まぁ、それを言うなら女は自分の胸を少しでも大きく見せようとしているから同じかもしれない(笑)



    春画をどう見るか。

    それは人それぞれで、ただただ芸術作品として見ている人もいるのだろう。

    しかし、誰でも性は切っては切れないものなのだから、そこにエロスを感じてしかるべきだし、もともと春画はそういった目的で作られたものなのだから、それでいいのではないだろうか。


    あからさまな作品も面白いが、私がその中で気に入った作品はなかなか情緒があって素敵なものだった。

    喜多川歌麿の作品だって。




    素敵すぎて、ポストカードまで買ってしまった(笑)

    こういうニュアンスはSMでも大切だと私は思う。



    人は同じことをするにでも、雰囲気によって全く違う感覚を味わうわけであり、何もかもが開けっ広げでいいわけがない。



    そこにある恥じらいや愛おしいという気持ちや、様々な感情が性をさらに高みに上げていくのだから。





    私は気に入った美術展では必ず図録を購入する。

    もちろん、今回はゲット。


    とりあえず、図録自体の装幀が素敵。










    この敢えて背表紙をつけない感じ、ぐっとくる(笑)



    本がもともと好きな私は、こういった中身だけではなく、本自体の装幀がいいものもやはり好きなのだ。

    萌え萌えになっている私はある人々から見ればやはり変態なのかもしれない(笑)




    つらつらと書きましたが、今回は日本人の脈々と続く美的センスの素晴らしさと、日本人の面倒くさいなんでだろー?的な感覚の両方を感じたということです(笑)


    ま、いつも感じているけどね(笑)




    最後に、歩いている時に見つけた路地。




    これも最近忘れていたことだが、私って路地好きなの。

    これも萌え萌えポイント(笑)















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